セリーの成長録 #6
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ライブサルベーションのスタッフです。
前回は日本でのウーパールーパーブームを紹介しましたので、今回はほかの国のブームを紹介します。
チェコのカレル・チャペックよるSF小説「山椒魚戦争」です。新聞連載時にチェコ国内で大いに社会的注目を集めたそうです。
このページのネタを探しているときに知り、探してみたのですが現物は入手困難。図書館に在庫があるも、閉架書庫で倉庫に入ってました。そこで、閲覧申請書を書いて書庫から出してもらい借りてきました。
とある国を風刺しており、出版当初は一部の国で発禁となりました。現在でも問題のある表現があるため、改定されて出版されているそうです。今回借りたのは改定前の版でした。
内容は3部構成、1部は発見、2部は発展、3部は交戦となっています。登場するのは、知性を持つ子供くらいの山椒魚、水中に社会を創り、最後には人類を...。
挿絵はありませんでしたが描写より、ウーパールーパーっぽいなと思いながら読みました。
google booksで最初の50ページほど無料で読めます、興味がわいた方はいかがでしょうか。
セリーの水槽の中に砂利などがないのを不思議に思いませんか?
実は、ウーパールーパーはあまり目が良くなく、小石などが動いてしまうと餌と間違えて飲み込んでしまいます。
石を飲み込んだらストレスで弱ってしまうそうなので、そういったことを防ぐために、呑み込めそうなものは水槽内にいれていません。セリーは今月も元気に過ごしています。
